Reference Materials
参考資料|HACHIKEN-rubber expansion joint,flexible connector,rubber house/pipe
製品 / ゴムの選定方法
製品の選定方法
[製品概略選定]
カタログの目次から概略の製品を選定します。
[ゴム材質選定]
カタログのゴムの選定ガイドおよび客先での実績から流体、使用条件に適したゴム材質を選定します。
[寸法・規格選定]
呼び径・長さ・フランジ規格・フランジ材質を確認します。フランジ規格寸法はカタログをご覧下さい。
製作可能寸法は200A×5000L~1200A×800Lです。
[使用条件の確認]
カタログの個別製品の項目で使用条件と製品性能がマッチするかを確認します。確認項目は流体・圧力・温度・変位量です。
ゴムの選定方法
下記一覧表をご確認いただき、ご用途・要求性能に合わせた種類をご選定ください。
ご不明な場合、ご相談の際にはお気軽にお問合せください。
◎:優 ○:良 △:可 ×:不可
EPDM エチレン プロピレンゴム |
CR クロロプレン ゴム |
NBR ニトリルゴム |
NR 天然ゴム |
Q シリコーン ゴム |
|
耐熱性 | ○ | ○ | △ | △ | ◎ |
耐寒性 | ○ | △ | △ | ○ | ◎ |
耐溶剤性 | × | × | △ | × | × |
耐油性 | × | ○ | ◎ | × | × |
耐酸性 | ○ | ○ | × | ○ | △ |
耐アルカリ性 | ◎ | ◎ | △ | ○ | ◎ |
耐候性 | ◎ | ○ | △ | △ | ◎ |
耐摩耗性 | △ | △ | ○ | ◎ | × |
※本表は、内面ゴム材質選定の目安です。詳細につきましてはお問い合わせ下さい。
※EPDMには耐油性はありません。流体が空気や水の場合でも、多少油分が含まれる場合にはCRまたはNBRをご使用下さい。
※当社標準EPDMは水道用ゴム(JIS K6353)には適合していますが、平成12年厚生労働省令第15号には適合しておりません。
<ゴムについてのご注意>
●ゴムは有機物のために時間とともに必ず劣化します。劣化させる要因の代表はオゾン・酸素・熱・薬品です。
●ゴムはポリマーが同じでも配合により性質が変わり、ゴムメーカーが違えばゴムも違います。
例えば同じ流体でも使用可能なCRと、そうでないものとがあります。
●ゴム製品の寿命は使用条件により大きく異なります。
使用条件によっては1年で使用できなくなる場合や、逆に30年以上使用出来る場合もあります。